2009年問題

非正規社員が1,800万人弱いるそうですが、そのうち派遣社員ってどの位いるものなのでしょうか？　派遣切りが問題になっていますが、非正規社員全体については余り聞きませんね。


日比谷公園の年越し派遣村には300人が詰めかけたとの報道がありますが、世間を騒がす問題がこの程度の人数なのでしょうか？　2008年末までに全国で5万人くらいの非正規社員が職を失ったそうですが、だまって堪え忍んでいる人がかなりいるのでしょうか。　それとも、大多数の人は何らかの転身をはかったのでしょうか？


企業は雇用調整しやすい非正規社員集めて利益を伸ばし、　ここにきての派遣切りに非難を浴びていますが、　経済原理に従えば、先がまったくといって見えない環境では当然自分の企業の継続を図るためにはできることはなんでもすると言うことでしょう。


消費者である個人の収入の道を閉ざすことは、企業自らは短期的に生き残っても、全体の経済が低迷すれば消費が落ち込んで、結局その影響を受けてしまい結局跳ね返ってくるのは分かっているのに。


伝えられている派遣切りが社会の大問題であるならば、派遣業界で心配されていた2009年問題がこんな形で解消されてしまうのが皮肉です。　

本当はこのための陰謀だったりして。