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2009/09/07 近接陽光 [雑感]

昨日の日経新聞に東京大学の大津教授らと大日本印刷が紙幣偽造を防ぐ新技術を開発したことが報じられていました。 

近接陽光とは通常の光より波長が極めて短い光のことだそうです。 わたしなど素人はそれが何の役に立つの?などと思ってしまうのですが、この光で微細な構造が調べられるとのことです。 つまり、お札のなかにこの光を当てたときだけ読み出せる暗号を埋め込むということのようです。 

真偽を見分けるのが専門家でも苦労するような偽札が出回っているというニュースを時々ききますので、こんな技術が経済を安定させるのに役だってくれるのではと期待しています。 偽札とわからないものが相当数出回っているのではないかと危惧しているからです。

しかし、圧倒的に出回っているのはアメリカドル紙幣だと思いますので、アメリカが採用してくれないことには効果半減というところでしょう。 仮に採用したとしても、その細工がされた紙幣への交換が完了するのにどのくらい掛かるのでしょうか。 とてつもない時間が掛かるのかもしれませんね。

偽造技術は新技術にすぐ追いついてしまうので、イタチごっこなのですが、日本の技術が世界の偽造屋をぎゃふんと言わせられるのなら、痛快ではありませんか。  革新的な開発がたくさん出てきて日本を救って欲しいとおもいます。


ただ、このごろ理科離れが進んでいるそうですから、まず教育体制を立て直さなければいけないのでしょう。 そうなると時間もかかりますねえ。 間に合うでしょうか?
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