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2009/09/10 マイウィスキー [雑感]

9年ほど前に、高校の同級生と連れだって北海道は余市のニッカウィスキーの工場に行きました。 そこで10年間寝かせるウィスキーを樽詰めして、10年後にここで再会しようと誓ったのです。 といっても、関東に住んでる者同士なのでことある毎に行う飲み会で少なくとも一年に一回くらいは会っているのですが

若い人はウィスキーをのまなくなったようですね。 私も昔ほどは飲みませんが時々ホテルのバーなんかでバーボンやシングルモルトは最高ですね。 氷の入ったグラスをゆっくり回しながらカランという音を楽しんで飲むと、時がゆっくり流れていくようで、せわしない現代に生きる自分にゆとりを持たせてくれてほっとします。


しかし、時間の経過は早いものであっという間に9年経ってしまい、来年その贈呈式に参加すると言う訳です。 気の早い仲間がニッカに問い合わせてくれて、来年の9月に贈呈式がおこなわれる予定だということが分かりました。そんなニュースが同窓会のメルマガで流れています。


貯蔵庫に樽を納めたときに、となりにC.W.ニコルさんの名前を書いた樽がありました。 あの方も参加されるのでしょうか。 どんな風な贈呈式になるのか想像をかきたてられます。 10年ぶりに再会するウィスキーはどうなっているでしょう。 樽詰めしたときは無色透明の合成焼酎の様でしたが、綺麗に樽の色に染まっているのでしょうか? 来年の9月が楽しみです。


残念な事もあります。 この9年の間に仲間の一人を失ってしまいました。 癌でした。 だんだん死というものを意識することになるのでしょうね。
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