2009/10/30 散歩－丸の内仲通り

一昨日、大手町に行く用事がありました。普通であれば地下鉄を乗りついで行くのですが、天気もよかったし、このところダンサーとしてはちょっと下っ腹のふくらみが気になってきたので、歩くことにしました。　日頃仕事では車で移動することが多くどうしても運動量が足りません。　これからは機会を見つけて歩くことにしました。

手始めの丸の内仲通りです。昔、仲通りは日祭日駐車可だったので、後楽園の競技会にはここまで車で来て、東京駅からJRで乗っていったものです。　当時はまさにオフィス街で日曜日ともなるとがらーんとした無機質な街でしたが、驚くばかりの変貌ぶりです。


ブランドショップが連なっていて、歩道ばかりではなく車道も、あれは何というのでしょうか、色の違う煉瓦を敷き詰めた暖かみのある通りになっています。銀座のように看板やネオンがありませんから、格調高い落ち着いた街になっています。　そのうち日本の最高地価はこの仲通りになるのではないかと思わせます。


丸ビルの建て替えを皮切りに三菱地所は街作りの構想を転換したのでしょう。　ビジネスとショッピングを融合した街に作り替えてきました。　そこに文化の香りを吹き込もうとさえしているようです。散歩するにはもってこいの場所になってきました。

丸の内に続く大手町もあちこちで立て替えが行われています。　もと東京国税局のあった場所は経団連やJAが入っているビルに変わっていました。　この景気の悪い中、入居者はいるのだろうかと心配にはなりますが、街が変わりゆく様を眺めていると、活気が伝わってきて元気にしてくれます。　うーん日本もまだまだ捨てたものではないぞと。　ただ、それに比べて地方が疲弊して行くのを何とかしなければいけませんね