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2010-10-17 クラウドコンピューティングと電気代 [雑感]

昨日のテレビ東京ワールドビジネスサテライトでクラウドコンピューティングについて触れていました。


クラウドコンピューティングあるいはクラウドという言葉を良く耳にするようになってきましたが、実態がどんなものでどんな使い道があるのか明確に分かっている人は少ないと思います。

これまでは、大量のデータやアプリケーションシステムを保存するのに自前でサーバーを用意するというのが一般できでした。 それを他社が運営する大規模なサーバーをインターネットを通じて利用する。 大雑把に言えばこれがクラウドコンピューティングと理解しています。


難しい定義付けはともかくとして、結構な数の人がこのクラウドを利用しているのではないでしょうか? 私はGoogleが提供する、Gmail、ドキュメント、カレンダーを利用しています。 これらはGoogleのサーバーに保存されているので、インターネットの環境さえあればどこからでも利用することができます。 これもクラウドという事なのです。

これを使っているとだんだんその便利さに気づいてきます。 そして、今後ますますその利用者が増えてくるでしょう。


機密情報が漏れてしまうのではないかとの懸念もあって、なかなか企業も採用に踏み出せなかったようですが、このところ自社サーバーによらずクラウドを利用する大企業が現れるなど、その方向に進んでいるように思います。


ところで、私の関心を引いたのは電気代の事でした。 このクラウドは大規模なサーバーインフラが必要になってくるわけですが、そうするとサーバーから発せられる熱量をコントロールするために大規模な空調設備が必要で電気を大量に消費することになるというのです。


日本の電気代は外国の何倍もして、そんな電気代の高いところにサーバーを設置することはないというのです。 知りませんでした、電気代がそんなに高いなんて。


もちろん、耐震基準や発電の6割を火力発電に寄っていることから外国に依存する原油コストなどの問題もあるのでしょうが、これって結構問題ですね。


これから、国内の産業を伸張させていかないといけないのに、企業の国際競争力を削いでしまいますね。 現代では電気の使用量が工場の生産量と一致しているのでしょう?


どうしてそんなに高いのか分かりませんが、この電気代とか通信網のインフラ整備などというものはこれからの産業活動の基盤となるものですから、国がきちんと政策誘導すべきでしょう。


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