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2010-07-17 2010日本インターナショナルダンス選手権 [ダンスの話]

パートナーが録画してくれた今年の日本インターのビデオを見ました。 


かなり昔は外国人選手が出場する大会はあまりなくて、代表的な競技会がこの日本インターでした。 日本のプロ選手にとっても世界のトップクラスの選手と同じ舞台に立てるという貴重な機会でもありました。 しかし、せいぜい3組の招待外国人選手しか来ないし、来た選手もランクのもフルパワーで踊っているようには思えませんでした。 


ただこの大会は前半部分で規定フィガーが定められていて、そのベーシックステップをプロの選手がどう表現するのかというところに興味がわきます。


いろいろな理由で自分たちの競技会への出場回数を絞り込まざるを得ないことになった結果、財団の選手登録を止めたのでこのごろは財団のプロ選手の踊りはブラックプールでしか見ていません。 私たちが知っていたトップクラスの選手が引退して、知っている選手が少なくなってしまいました。


西島選手や瀬底選手はアマチュア時代に一緒に踊ったこともありますので、こんななじみの選手に頑張ってもらいたいと思いましたが、残念ながら決勝には残れなかったですね。


西島選手は若いときから英国にダンス留学していて、三笠宮杯だったか日本インターだったか忘れましたが、外国人のパートナーと圧巻の踊りを見せてくれて、将来の日本のラテン界を引っ張っていってくれるのではと期待をしていたのですが、ちょっと伸び悩んでしまいましたね。


瀬底選手は沖縄出身の選手ですが、私が沖縄に赴任していたことから中学生の時から知っていました。 アマチュアのトップ選手として活躍したのですが、ターンプロと同時にカップル解消して、その後パートナーに恵まれなかったのかちょっと低迷していました。 今のパートナーと組むようになってからはいい成績を残しているのでもっともっと頑張って欲しいと思います。準決勝の踊りを見た感じでは、ちょっと躍動感がなかったようなので、準決勝どまりになってしまったのも仕方ないでしょうかね。


それにしても、中国や韓国の選手の躍進がめざましく日本人カップルの決勝進出は織田組だけだという事実に日本ダンス界は猛省しなければなりません。 彼らは小さいときから留学の機会を与えられて、ダンスの基礎技術をじっくり仕込まれているので、基本的な動作からして違うように思えます。


アマチュア団体の日本ダンススポーツ連盟はジュニア養成も含めて選手強化のプログラムを行っていますが、プロ団体も例えばプロアマ合同のトレーニングキャンプをやるとか、技術向上プログラムを実施すればいいのにと思います。

欧米の選手に負けるのは仕方ないと思っても、アジアの選手に惨敗するようでは日本のダンス熱も廃れてしまうのでは無いでしょうか? そのうち日本の有望選手も中国でレッスンをうけるようになって、日本のプロフェッショナルのお偉方の出る幕は無くなり、生活基盤も突き崩されてしまうかもしれません。 そうなってからは遅いとおもうのですが、政治の世界同様有効な手だてを打てないのが現状です。










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