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2010-08-21 落日のアメリカとそれを追う日本 [雑感]

7月下旬から、土日もなく行っていた決算書作成の応援も一段落ついて、ほっとしています。

まるで、受験生のような生活ぶりでした。 その間に今年の本試験も終わってしまいましたね。 忙しすぎて、問題も見ていないのですが、受験した方のできはどうだったでしょうかね。 


今は試験会場にもクーラーが入っていて汗に苦労することはありませんが(冷や汗は別ですけれど)、昔は額から落ちる汗で解答用紙がぬれると大変なことになりました。今年のような暑さだと本当に大変だったと思います。


今日の日経新聞に「雇用創出 アメリカの苦闘」と題する記事が載っていました。 リーマン・ショック以後850万人の雇用が失われていて、景気対策にもかかわらず回復したのは1割程度ということです。


経済の主体が情報産業や金融業に移ってしまったアメリカでは、日本以上に経済の空洞化が進んでいるのかもしれません。 コンピューターのデル社のパソコンを購入すると昔はアメリカ本土から送られてきたと思うのですが、今は中国からですね。 全部がそうなのかどうかは分かりませんが、いずれにせよアメリカ国内の雇用吸収力はそんなに大きくはないのでしょう。


また、記事の中で「年俸5万9千ドルの人を雇うと医療保険や社会保障税など1万5千ドルのコストが発生するので人は雇わない」という音響メーカーの経営者の話が伝えられていました。


日本でも給与以外の雇用費用の負担が増えていくことが目に見えているので、同じような環境にあるとおもいます。 雇用創出はそんなに生やさしいものではなさそうです。 政府は介護や医療の分野で雇用創出をと考えているようですが、一定の効果はあっても結局は税金を使って事業をやるだけなので、価値創造の効果がなく、いずれ財政で破綻することになるでしょう。


円高も進めば、国内に仕事はなくなってしまうでしょう。 若者は海外に出て行って職を求めるしかないのではと思えるのです。 覚悟を決めるしかないですね。

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