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2012-01-05 ワーキングプア [雑感]

このところ随分変な世の中になったものだと思う。


昔は働いてさえいればなんとか食べていくことができた。 単に食事が出来て生が保てると言うだけでなく、心の豊かさを感じられた.。 地道にやっていけば報われるという社会だったと思う。 


今は働いていても食べるのがやっとと言う人が五万といる。 正規雇用ではないために、将来に希望が持てない若者がそこら中にいる。 1億総中流と言われた時代はバブルの崩壊と共に夢の彼方に押し流されてしまった。


テレビの報道でも言っていたが、アメリカもフランスも日本も中間層の拡充を政治課題に挙げているそうだ。当たり前だろう。 しかし、冨の形成は一部の人間に偏る構造となってしまっているので、そう簡単に解決できるとも思えない。


それでも、こんな世の中であってはいけないと思うことが大切だ。 声を上げて要求しなければ何も変わりはしない。 そう言った意味で橋下大阪市長の行動は参考になる。 大阪地方選挙で対抗馬を出していた政党も橋下氏の圧勝でその言を無視できなくなった。


声を上げれば政治も動くのだと信じよう。 今「社会保障と税の一体改革」を推し進めるべく消費税率の上げが議論されている。 そりゃあ財源を考えれば消費税率を上げるのも仕方がないかも知れない。 しかし、それで若者が本当に働けば食べていける時代になるのか?


今、政治家や役所に財源を与えても焼け太りするだけで社会構造は変わっていかない。 全般に言えば高齢者の方が裕福なのだ。 ここに手厚い政策を打ちながら若者世代に冷たいようでは日本の将来は危うい。


社会の活力というものの方が大切だ。 65歳定年制を強要するような愚策は止めてもらいたい。 若者が生き生き働ける、 そんな社会にして行かなくてはいけないとつくづく思う。 
 
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