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2010-05-18 もうお金はない [雑感]

ニュースを見ていたら、イギリスでこんな引継があったそうで笑ってしまいました。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2727750/5770523?blog=sonet


キャンベル首相が財政赤字削減を最優先事項としているそうですから、やはり状況は良くないのでしょうね。 そんなことも政権交代の原因になったのでしょう。


そして前任の財務省主席担当官リアム・バーン氏が後任のデービッド・ローズ氏に残した言葉が「もうお金はない」ということです。


なかなかに言い得て妙です。 イギリス流の冗談かと思いきや、バーン氏はローズ氏が「この言葉をほどなく使うようになるだろう」といっているようです。 つまり、お金の無さはそれほど深刻だと言うことですね。


しかし、ギリシャのように国を挙げての粉飾状態で世界を騒がせたり、お金の無さは桁違いなのにさも貯蓄があるから大丈夫と錯覚している日本に比べれば、この正直さは未だ救われます。


日本の国家の借金は日本人の貯蓄で支えられていると言われています。 それが本当ならば10年もしないうちに、財政赤字が外国からの借金に変わっていってとんでもないことになるでしょう。


貯蓄している世代はこれから亡くなっていく訳ですから、これを受け継いだ世代はそのまま貯蓄を継続できるような裕福な世代ではないので、きっと預金の引出が行われるでしょう。 財政赤字削減を喫緊にはからなければいけないのは日本なのです。 


政権を担当する民主党にはこのところは間違えてもらいたくないものです。




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