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2010-06-19 海外留学が減っている? [雑感]

昨年ハーバード大学に入学した日本人学生は1人しかいなかったとか、商社に就職しても海外赴任を敬遠する若者が増えているとか言われています。

企業活動がグローバル化しているなかで、人間がグローバル化しないというのは危険な気がします。 


日本はここ20年は失われた20年とも言われましたが、それまでの経済繁栄のストックもあってまずまず安定した状態だったといえます。


なにも苦労して海外に出て行かなくてもなんとかなるし、ちょっと困ったら派遣でもやればそんなにスキルを持っていなくても何とか食べていけるという安穏な時代だったかもしれません。 


しかし、この間に韓国と中国がめざましく躍進し、日本の国際的な評価も落ちつつあります。 このままでは食っていけない時代がくるのは間違いないでしょう。 今年の3月の卒業生で国内の国内企業への就職が果たせず、アジアの外国へ就職活動をしたなんてことが報道されていました。


日本の大手企業も当然海外進出が進んでいきますし、外国人の採用が多くなってくるでしょう。 人事考課も世界共通の基準を持つところが現れてきている状況です。 日本の学生にとっては競争相手は日本人だけでは無くなっていくという現実を見ておく必要があります。


進取の気持ちが薄れている若者に不安を持っていましたが、ベネッセコーポレーションが、海外トップ大学を目指す高校生のための塾「ルートH」を開設して、海外留学を加速させようという動きがあることを知りました。
http://media.yucasee.jp/posts/index/3761/2

頼もしいですね。 どんどん海外に出て行って、世界を知り、人脈をつくりグローバルな人間に育って欲しいものです。


私の職業である税理士という仕事は、今のところ極めて内向きの仕事といえますが、中小企業でも海外で仕事をすることが普通の状態になる時期が必ず来ると思います。 そんな場合に備えて、英語で仕事ができるようにと毎朝1時間勉強しています。 一年も経てばかなり成果を上げられるのではないかと思います。


日本はやはり知財を蓄積してそして活用していくしか無いと思います。 わたしもまだまだ頑張りたいと思っています。



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