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2010-11-03 ガッツポーズの無い優勝 [雑感]

全日本剣道選手権が放映されていました。 太腿の肉離れを引きずっているので家でテレビ三昧です。


しかし、剣道の試合というものは見る方も緊張しますね。 間合いを計りながら一瞬の勝負です。 決勝戦のメン
は見えないほどでした。 すばらしいスピード感です。


時間切れで優勝が決まっても、勝者高鍋選手はにこりともしませんでした。 ましてやガッツポーズなどありません。 ベテランの域に入っているという高鍋選手の初優勝です。 もっと喜びを表してもとも思いましたが、これが剣道なのですね。 相手に対して敬意を払うということなのでしょうね。


剣道はこのごろ世界のスポーツになっていて、韓国とは熾烈な争いをしています。 他の国もだんだん台頭してきているようです。 勝敗が競われると底辺にながれている精神が失われてしまうようで寂しい気がします。 勝てば何でもありなんてことは認めたくないですね。 人にはやはり品格というものが必要でしょう。
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2010-11-03 シューシャインボーイ [雑感]

再放送ですが、「シューシャインボーイ」をやっていました。

柳葉敏郎演じる元銀行の人事課長、吸収合併後のリストラで行員を切っていった自分に嫌気がさし社長付の運転手になって、この二人のやり取りので物語がすすんで行きます。


なかなか人生訓に富んだ話でした。 西田敏行演じる食品会社の社長が発する言葉になかなか含蓄に富むものがありました。 そんなこと押しつけるなよという感想もあるでしょうが、私にはいくつか感じるところがありました。


制作者が何を言いたかったのかよく分かりませんが、戦後の高度成長の過程で失ってきた人と人との繋がりとか夫婦愛・家族愛などについて訴えたかったのでしょう。


違った意味ですが、私にもある種の思いがあります。 仕事・受験・ダンス、自分なりにやってきましたが、このことによって随分と回りに迷惑をかけたのではないかと思っています。 自分自身では悔いなくやってきたし満足感ありますが、独りよがりではないかと思うこともあります。 ただ、人を踏み台にしたことはないと胸を張っていえます。

人の来し方を振り返るような番組をみて感じるところがあるというのは、ある意味とったと言うことかも知れません。 しかし、将来にかける夢をまだ持てている間は若いと勝手に思っています。

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2010-11-03 TPP [雑感]

このところ、菅首相の参加表明を巡って色々議論されていますね。 「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」は自由化度の高いEPAということですが、実際のところどんな協定になるのでしょう。

財務省のHPでEPAを次のように解説しています。

経済連携協定(EPA:Economic Partnership Agreement)とは、2以上の国(又は地域)の間で、自由貿易協定(FTA:Free Trade Agreement)の要素(物品及びサービス貿易の自由化)に加え、貿易以外の分野、例えば人の移動や投資、政府調達、二国間協力等を含めて締結される包括的な協定をいいます。 物品貿易に係る自由貿易協定については、世界貿易機関(WTO)のGATT24条においてその要件が定められており、 ① 構成国間の実質上全ての貿易について妥当な期間内に関税等を廃止すること ② 域外国に対する関税を引き上げないこと という2つの要件を満たす場合に限り、最恵国待遇(すべての加盟国に対し無差別待遇)を基本とするWTO原則の例外として認められています。


なんだか難しいですね。 要は自由貿易を推進していきましょうということなんでしょうね。 そうすると、どのくらいの期間になるかわからないけれども、そのうち関税を無くさなくてはいけないので、外国の農産物に高い関税をかけて保護している国内の農業は壊滅的になってしまうというので、反対している人も多いわけですね。



城山三郎さんが書いた「官僚たちの夏」のなかで、日本の中心産業であった繊維業を切り捨てて、重工業化に向かっていく場面で官僚たちの苦闘が書かれていましたが、今に当てはめてみれば農業を切り捨てて、輸出産業の推進をはかるのかどうするかというところでしょう。


私が思うのは、規制の枠の中で保護を受け続けるような産業は発展しないし、悪害を及ぼすのでやはり競争は必要だとということです。 保護政策にあったJALは甘えの中で破綻しました。 農業も同じでしょう。


農業をやっている人の中には日本の農産物の質の高さや安全性を売り物して、外国に輸出しているひともいます。 以前、アメリカンチェリーの輸入を認めるかどうかで、そんなことをしたら日本のサクランボ農家は潰れてしまうなんて言われましたが、輸入品に駆逐されたなどという話は聞きません。


政府にはなんでもかんでも自由化すればいいと思いませんが、国益にかなう方策をとって欲しいと思います。


ただ、釈然としないのは、本当はもっと時間をかけてこれまでも話されるべき事だったのでしょうに、唐突にこの話が取り上げられて、APECまでに決着したいとされていることです。 なにか変な臭いがします。


無策・不作為の宇宙人総理のあとは拙速首相ですか。











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