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2011-10-19 落とせない踊り [ダンスの話]

16日の日曜日、もう1人のパートナーと競技会に行ってきました。 C級ラテンとD級スタンダード両方とも2/1昇級を獲得し、前回分とあわせてそのパートナーも年度末昇級を果たしたことになります。


1月から練習してきて、最初は私の持ち級であったC級ラテンとD級スタンダードの競技会に出て1次予選を通過できるくらいに上達すればいい位に思っていたほどですから本当に進歩です。 でも、競技会の様子を撮ったDVDを見てみると、凄くいいと言うことではありません。 それでも、グランドシニア戦を含め合計10部門に出場して9部門の決勝に残っています。


アマルガメーションも簡単なものの組み合わせで、1曲の間に何回も繰り返して踊っています。 それでもチェックを入れてくれているわけですから、下位級においては難しいステップは必要ないと言うことでしょう。


むしろ、マイナスとさえ思えます。 こなしきれない、もしくは表現しきれないステップを使っても粗が目立つだけで審査員の目を引くことは無いようです。


すっきりとした立ち姿やリズムにマッチしたステップのタイミングを見せられれば、審査員は落としづらいようです。 上手いかどうか分からないけど、もしくは上手くは見えないのだけれどよく残るよね、と言う踊りをした方が競技会成果が上がるように思います。


いつも良いところまで行くのだけど2分の1昇級にはちょっと足りないと相談を受けることがよくあります。 そんなときにはベースとなる技術がランクに追いついているのかどうかを聞くことにしています。 成績が停滞したら基本に戻るのが鉄則じゃないでしょうか? そんなレッスンは退屈で、教えるコーチャーとしてもお客さんに逃げられては逆効果なので余り言わないのではと思います。 だからこそ、自分から基本に立ち返ってみたいと申し出ることが必要でしょうね


勿論目立つためには動きが激しい方が良いと思いますが、コントロールされていない動きはバタバタ見えるだけでちっとも良い踊りではありません。 ここのところ特にそう感じるようになって、ラテンの練習では肩の位置を余り動かさずに、胸から下を出来るだけ動かすと言うふうにしています。

月末は本来のパートナーとラテンA級昇級をかけた競技会に臨みます。 まあ、結果は後から着いてきますから、抑制が効いた中で体を使い切る踊りが踊れればいいなと思っています。 


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