年賀状

取り交わす年賀状は百枚足らずですが、毎年楽しみにしている賀状があります。

残念なことに、そのうちの二人が喪中ということで今年は見ることができませんでした。

私もそうですが、パソコンの発達で簡単に年賀状をデザインすることができるようになって、昔ほどの労力を使わなくなってきました。　そんな簡単に作ることができる時代に、なかなかの力作を毎年送ってくれるのです。

一年の出来事を写真にとって、葉書一枚のなかに虫眼鏡で見なければならないほどちりばめていて、その人の近況が手に取るように分かる一枚。

このところの世相を中心において、自分の身の回りに起こったことをびっしりと書きつづった一枚


それがない今年の正月は、気の抜けたシャパンのような味気なさです。


一年に一回しか音信を確かめない様な状況でも、そこにつづられた情報は知り合いの無事と平穏を確かめる良い機会なのですね。