SSブログ

007/慰めの報酬 [雑感]

007/慰めの報酬を見に行った。

前作のカジノロワイヤルは、ジェームズ・ボンドがWOの殺しのライセンスを得て、活躍し始める頃を描いたものだから、第一作のリメークというわけだ。 この007シリーズはその時代ではありそうもない秘密兵器が出てくるのがおもしろくて、ほとんどの作品を見ている。


今特に記憶に残っているのがカーナビだ。 ショーンコネリーが演じた作品で割と早い段階のものだったと思うが、車に取り付けた発信器がボンドの車のカーナビに映って、それを目当てに追跡するというくだりである。 現代のカーナビのように道路地図が画面にあって、そこを発信器の光が移動していくというもので、もちろんそうしたことが突拍子もないという時代ではなかったが、実用にはほど遠かったので、いつになったらこんな時代が来るのかと思っていたが、今現実にそうやって使っているのがおもしろい。

しかし、ボンド役がダニエル・クレイグに変わった二作については、新兵器の面白さよりもアクションに重点がおかれている。 アクションが派手になった分、ストーリーは頭に残らなくなった。 この二作目は一作に引き続いてということで、前作を思い出すことが必定らしいが、一作目のストーリーが全然といっていいほど頭にない。


カジノで財務省から引き出した金を賭けて勝ったはずだが、その辺のところがいまいち覚えていない。 また、ボンドガールのヴェスパーの裏切りが意味を持っているそうだが、どんな裏切りだったのかよく覚えていない。 ただ、ヴェネチアで建物が倒壊して海の中に沈んで行くのとともに死んだというイメージだけが残っている。


この映画を見ながら、このアクションのスピード感やカット割りをどこかでみたような気がしてならなかったが、「ボーン」シリーズのスタントコーディネーターが関わっているとのことで納得。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090120/1022973/?P=3

何かの口コミ情報に「高い動体視力が必要」と書いてあったが、場面が忙しく切り替わるのでぼーっとしていると何があったのか見過ごしてしまいそうだ。

ダニエル・クレイグは所謂ハンサムというこれまでのボンド役とはにていないが、このアクションタイプのボンドとしてはぴったりだ。 次作も楽しみ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。