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2010-05-10 イギリスの選挙結果 [雑感]

イギリスの総選挙の結果、保守党は議席を97伸ばして306に、労働党は91議席減らして258しか取れなかったと言うことで、保守党も労働党も650議席の過半数をとれなかったため、政権の行方がどうなるのかが話題になっています。

二大政党の保守党も労働党もお金のスキャンダル(http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20090518-01.html)にまみれていて、国民が愛想を尽かしたのでしょう。


よくイギリスの二大政党制と言われますので、保守党と労働党しかないのかと思っていましたが、自民党というのもあるのですね。 ついでにBBCのHPを見ると小さな政党がたくさんあるのも分かりました。


いずれも過半数をとれなかったので、第三党の自民党がキャスティングボードを握っているようですが、この党が躍進したというわけではなさそうです。 事実、議席数だけ見れば62→57と5議席も落としているのです


ただ、得票率を見ると保守党が36%、労働党が29%、自民党23%となっていて、小選挙区制の怖さでしょうか得票率の割に議席数は伸びていません。 これでは民意を反映した選挙結果といえないかもしれません。 


報道ではLiberal Democratを言葉通り自民党(自由民主党)と訳していますが、性格は中道左派と行ったところのようです。 この政党をめぐって保守党と労働党が熾烈な引っ張り合いをすることになるのでしょう。


もっとも過半数を取れなくても、政権を樹立するということがこれまであったそうですから、いらぬ心配なのかもしれません。 他党が政策で判断していくと言うことなのでしょう。


日本の民主党がお手本にしようとしたイギリスの二大政党制がどうなっていくのか興味津々です。
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