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税理士試験奮闘記24-法人税の失敗 [税理士試験]

平成2年に三科目目の所得税合格してから、沖縄のホテルで仕事をしたりまた東京に戻ってからも営業をしたりということで、仕事のおもしろさや人付き合いからなかなか勉強時間を確保することができなくなって、中途半端な時間を過ごしてしまいました。

しかも受験しようとしたのが法人税ですから、合格するわけがありません。 沖縄にいるときに一度だけ通信の講座を受講しました。 あとは、問題集と理論マスターを買っての独学です。 もちろん以前に経理部にいたときに法人税の申告書を作成していますから、基本的な枠組みは知っていたと思うのです。

しかし、今にして思えば試験のレベルというものをまったく理解していなかったのではないかと思います。 模擬テストにしてもそんなに悪い点を取っている訳ではありませんし、もう少しで手が届きそうと思ったこともありました。

でも本試験が終わって帰る道すがら、問題を思い起こしながら検証していくとどうも点数が足りないよな、と思うばかりでした。 それでも、12月の結果がでるまでは本当の所は分からないのだし、暫く解放されたいと思って買い溜めた本を読みふけったり、映画をみたりして時間が過ぎ結局のところ不合格という現実を突きつけられ続けたのです。

法人税に合格するには、ある程度理論をおさえているとしても最低でも600時間くらいは必要でしょう。 所得税に合格した頃は月間80時間の勉強時間確保が目標でした。 大体1月から勉強を始めますから、これでも560時間くらいはやっていたと思うのです。

でも法人税法に落ち続けていた時期は、計画もなにもあったものではありません。 ただ、やっているだけという状況に陥ってしまったと思います。 ただ平成14年9月に退職した後の平成15年の試験では十分勉強時間もあったし、ここで合格していなければいけませんでした。

あのころに、今の様な合格レベルの認識と計画性があったならと悔やまれます。 それは、無駄に勉強時間を費やしてしまったという意味での悔やみです。




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