つぶや記-2009/04/02 定額給付金の差押え

長崎の対馬で住民税の滞納者に対し定額給付金を差し押さえたことについての是非が論じられています。


政治家の皆さんは概して法律では差押えになんの問題はないものの、景気対策に交付した定額給付金をそんなにまでして召し上げることはないではないかということです。


私の最初の感想は、国と地方との違いはあれ、税金を納めていない人になんで税金をくれてやらなければいけないのかというものでした。　税額控除方式をとらなかったのは所得が少なくて税金を納めていないかごくわずかな人にも恩恵が行くようにということですから、納めるべき税金がない人に税金で定額給付金を支給するのは理解できます。


滞納者ということは少なくとも納めるべき税金がありながらおさめていないということですよね。　滞納者の中には悪意で支払わない人もいるのでしょうから、そういうひとから取るのであれば全然問題じゃない思うのです。


しかしよく考えてみると、滞納者に差し押さえるべき金があるのなら、このタイミングではなくて当然これ以前にやっておくべきですよね。　これまでは差し押さえる預金がなかったけれどもここでお金が入ったから取るのだというのは、やはり弱者いじめ以外のなにものでもないと思うのです。　対馬市にとって看過できない滞納状況であったとはいえ、ちょっとやりすぎでしょう。　法律的には問題がないのかもしれませんが、ちょっと人情がなさすぎますね。


ちょっと話が移ります。

普段ほとんどが外食ですが、久々に早く帰宅したので夕食を作ってみました。冷蔵庫の残り物を片づけなければなりませんので、あるものを使うことにしました。　何品か作ることにしたのですが、残り物の材料のなかに胡瓜とパプリカとトマトがありました。


しばらく考えてカポナータにしてみようと思いましたが、ワインビネガーも白ワインもありません。調味料入れを覗くと酢と料理酒があったのでこれで試してみました。味はまあまあのものが出来ましたが、きゅうりはズッキーニの代りにはなりませんでした。　しかし、ひとつ新発見。　中華で胡瓜の炒めものを食べるとなかなかいけるのはわかっていましたが、結構長く煮ても胡瓜は意外と柔らかくならないのですね。