SSブログ

2011-11-16 税務大学校和光校舎 [雑感]

税務大学校の公開講座があるということで行ってきました。 和光市にあるのですが、そっちの方面は全然土地勘が無く、とても遠いところにあるように思っていましたが、新宿三丁目から副都心線の急行に乗ると新橋からでも45分くらいで着いてしまうのですね。


税務大学校と言えば国税局出身の税理士にとっては馴染みの深いところですが、民間出身の私は題目半分興味半分で参加してみました。


3日間にわたりいろいろな講座があるのですが、わたしが参加したのは「最近の移転価格制度の動向」と題した講座で、これからさき中小企業でも海外進出を考えるところが確実に増えていくことを考えれば、税理士としても避けて通れない項目です。


講師には大学教授の名前も挙がっていましたが、私の講座は税務大学校の教授でした。 会場は扇形の講堂でいかにも学校の設備という感じです。 黒板が上下3段あって、通常の講義の時にはあそこに一杯説明書きがされるのかなどと妄想してしまいました。


講義は余り踏み込んだ内容ではなく、時間を掛けて行くほどのものではなかったです。 それでも税務をみじかなものに感じてもらおうという国税庁(国税局なのかもしれませんが)の動きは良いことでしょう。 殆どの税金が申告納税方式なのですから、国民の納税意識を高めるということは大切なことです。


税金はきちんと納めて、その出方を監視するようにならなければ、ギリシャやイタリアの二の舞になってしまいます。 このごろ復興増税が話題になっています。 復興は最優先だけれども増税だけがいとも簡単に進められるようなことでいいのかと感じるこの頃です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。