税理士試験奮闘記15-住民税の理論 [税理士試験]
前回に引き続き、理論の暗記についてお話ししますが、今回消費税の話はお休みです。
今年は住民税を受験したわけですが、いまのところ結果待ちというところで9月に入ってからも勉強について何のアクションもしていません。気持ちとしては合否半々と言うところで、だめだったら来年も住民税を受験することになると思うので年が明けてから始動することにします。
ところで、初めての住民税でしたから理論の暗記も34題まるまる覚えなくてないけなくて、ちょっと大変でした。 初めて手掛ける理論は3時間くらい掛かると踏んでいたのですが、年をとったせいでしょうかそれでは終わらないのです。 覚えたと思ってもつい2,3日経つと全然入っていなくて、えーー頭悪うー、こんなハズじゃなかったのにと思ってしまいました。
でも泣き言は言っていられません。なんせ全問暗記が受験資格と思っているのですから。
また、ただひたすら暗記の努力です。
住民税は290時間(わたしの勉強時間は受講時間を含んくらいでいません)勉強しました。 その内5分の3位は理論に当てた感じです。記録している勉強時間は机に座った時間ですから、通勤の行き帰り、息抜きのコーヒーショップでの暗記時間は含まれていません。
消費税の時には余り感じなかったのですが、住民税の理論マスターの言い回しに違和感を覚える箇所がたくさんあって、そうするとその部分が覚えにくくて苦労しました。
そんなときは条文を読みながら、ワードで理論マスターを打ち直すこともやりました。 理論マスターを編集した講師はできるだけ短くという風に考えて作成してくれているのでしょうが、主語や修飾語が省かれていると私にとってはとても覚えづらいのです。
住民税は計算問題とリンクしない手続規定の理論が多いように思います。 これも私を悩ませました。 なぜか手続規定に弱いのです。
それでもなんとか全理論をと頑張りました。今年は試験日が8月9日と遅かったので助かったこともありますが、最後の5週間で90時間くらい勉強しました。 結果的には、手つかずの部分も数題残りましたが、土俵に上がるくらいの資格はあるだろうと思えるくらいになりました。
こんなに時間をかけて、こんなに苦労して覚えたのに、出題されたのは大本命の「均等割」と何年も続けて出題されている「配当割・株式譲渡割り」、それに改正事項である「調整控除」だったのはがっかり。
だってこれってみんなやってるでしょ? ボリュームの問題はあるものの皆さんそこそこ出来るはず。
講師が「住民税は去年出た論点でも、省略してはいけませんから」といっていましたが、こんなに何年も出し続けるなんて!!
住民税ってどこで差がつくのでしょう。 今年は計算でワンミスしました。 最終値があっていないとだめであれば、不合格という結果になってしまうのでしょうか?
ボリュームの小さな科目はそんなものなんでしょうか。 こんな科目は正直辛いですね。
(次回につづく)
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