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2010-02-04 朝青龍の引退 [雑感]

辞めちゃいましたね。 横綱の品格ということで随分と物議をかもしましたが、土俵に掛ける意気込みというのはだれにも負けない力士だったと思います。

わたしは、人間としては好きではありませんでしたが、でも彼の相撲を見るのはとても好きでした。 時間いっぱいになって最後の塩を取りに行くときに、まわしをぽーんとたたいて、闘志をみなぎらせたあの顔は忘れられません。 引退発表の会見でも言っていた「土俵に上がれば精一杯やらなければならなかった」と言う気持ちはその通りだと思います。


日本人の精神を理解するのは、長年居た朝青龍でも難しかったのでしょう。 土俵外での朝青龍は少年のような可愛らしい人間だったのでは無いかと思います。 少なくともこの間国会で「どら息子」とやじられた鳩山首相よりは人間らしくて、そういった意味では好感がもてます。 相撲でなく他の競技であれば、とやかく言われることはなかったでしょうからそういった意味では気の毒ですね。


朝青龍問題に及び腰だった相撲協会はほっとしたでしょうね。 ことの真偽はともかくとして、これだけ世間を騒がせると何らかの処分をしないとかっこつかないでしょうし、さりとて朝青龍人気にあやかっている部分もかなりあるので、何とか穏便にすますことができればと思っていたでしょうからね。


昨日テレビで朝青龍の暴行問題をどう思うかという街頭アンケートをやっていて、除名や解雇などの処分を求める回答が多かったのは意外でした。 朝青龍の人気から考えて半々くらいの反応では無いかと思っていたからです。  きっと朝青龍の周りの人も今回のことは大きな問題だと思っていたのではないでしょうか。 朝青龍自身がそんなところを嗅ぎ取って潔く辞めたのではないかと思います。

来場所から、あの姿を見られないのは本当に残念ですが、ここらが潮時だと大半の人は思っているのでしょうね。
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JALの株式に関する損失 [税金の話]

JALが会社更生法による再建を図ることになりました。

JALの株式を持っていた人はずいぶんと損失を被っていることでしょう。 もうほとんど無価値になっているといってもいいでしょう。 それでもまだ売買されているのは100減資とはならないのではないかという淡い期待でしょうか。 1円そこそこで買えるならその内価値がよみがえったときにもうけがでると思っているのでしょうね。


しかし中にはずいぶん前から持ってる人、それから100前後で買った人で売る勇気を持たなかった人は、これから起こる損失には注意が必要です。


現在の所得税の規定では、原則として破産した株式は譲渡損失ではないので、ほかの株式の譲渡利益と相殺することができません。 証券会社の特定口座で保管している株式のみが、上場廃止とともに特定管理口座に移されて、その会社が清算したり100%減資をした場合に、譲渡したとみなされて損失を計上できることになります。

このあたりのことはJALのHPで説明がされています。

ということで特定口座でなく一般の口座で取引している人は要注意です。 自分の口座がどうなっているのか確認しておきましょう。

さらに、みなし譲渡として損失が認められても減資があった年の他の株式の譲渡益とは相殺できますが、翌年以降に損失を繰り越すことはできません。


この辺のことも考えて持ち続けるのか、それとも実際に譲渡してしまうのか、個人株主さんは岐路に立っていますね。 上場しているのはあと2週間ほどですか。
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