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2010-02-27 トヨタの危機 [雑感]

真央ちゃんは銀メダルということになりましたが立派でしたね。 キム・ヨナ選手のできが良すぎたのですから仕方のないことです。 胸を張って帰ってきて欲しいとおもいます。 みんなで祝ってあげましょう。

心配なのはトヨタの件です。 ともかく公聴会は終わりました。 これから先アメリカではどういう動きになるのでしょうかね。


今のところ国内では大きな疑念が出てきていないのですが、アメリカでも日本でも、いや世界中で電子制御の問題はこれから問題になってくるでしょう。 ブラックボックスの問題だけに解決するのは時間が掛かるでしょう。 トヨタが問題はないといっても、そんな現象が少しでもあったりアメリカでの訴訟が起こってきたりすると、なかなか決着を見るまでに時間が掛かりそうです。


JALの次はトヨタですかね。 しかし、救いがあるのは豊田社長が再起をかけて取り組んでいると言うことでしょう。 多少芝居がかっていると言えるかも知れませんが、アメリカのディーラーを集めて感謝の意を表したことはよかったと思います。 義に厚いことはアメリカ人にも通じるでしょう。


昔々、ANAの経理部で財務を担当していたときに、資金運用の勉強にトヨタの本社を訪ねたことがあります。 すでにトヨタ銀行と呼ばれ、実質的な借入金はなく莫大な金額の運用を行っていました。 何を聞いたのかもう覚えてはいませんが、今でも鮮明に記憶しているのはあの大トヨタにしてこんな小さな本社なのかと思ったことでした。


メーカーとはこんなに現場を大切にするところなのかと思いました。 工場は立派でした。 本社の職員も会社の行く末について真摯な思いを伝えてくれました。 きっとこの精神は蘇ることでしょう。 自動車産業に大きな未来があるのかどうか分かりませんが、少なくとも当面の日本の経済を支えていく会社であることには間違いないでしょう。

そして再生にかける豊田社長の思いは、きっと社員にもディーラーにも、そしてユーザーにも届くことでしょう。そうあってもらわなくては困ります。




2010-02-25  努力のあと [雑感]

真央ちゃん、立派ですね。 正直言ってずっと不調だったので、重圧に押しつぶされてしまっているのではないかと案じていましたが、黙々と準備を整えていたのですね。

あれだけ失敗をしていたトリプルアクセルもSPの中できっちりと跳んで見せましたし、キムヨナとの差も5点以内だったのは上出来だと思います。 以前テレビで跳べなくなったトリプルアクセルについて自ら分析し、修正するためにはどうしたら良いのか分かっていると話していましたが、それをやってのけるのはただ者ではありませんね。

本当に練習したのでしょうね。 バンクーバーに着いたときの晴れやかな顔はその成果に裏打ちされた自信によるものだったのでしょうね。


一方、キムヨナ選手も立派でした。 真生ちゃんが高得点を出した後でもSPの世界最高点をたたき出したのですから恐れ入ります。 こうやって両雄が並ぶと鳥肌が立つような興奮を覚えます。フリーではミスによって勝負がきまるのではなく、二人が最高の演技をした結果で順位が決まって欲しいと思います。

私が期待しているミキティーは、果敢にチャレンジしましたが、ちょっとばかり評価がついて行かなくて、60点台に終わったのは残念でした。 しかし、彼女にも悔いなくやって欲しいと思います。

決戦の時間が近づいていると思うとゾクゾクします。

2010-02-24 適格退職年金の解約返戻金と申告 [税金の話]

ちょっと古いデータになりますが、厚生労働省のHPでは平成20年3月末に適格退職年金契約が残っている企業が3万件強あるそうです。 退職金をこの適格退職年金制度で運用している会社が随分あると言うことになりますが、この制度は平成24年3月末をもって廃止されることになっています。

従って、会社はそれまでに他の制度に移行するか適格退職年金制度そのものを清算してしまうかの選択をしなくてはなりませんが、従業員の同意取り付けや移行の事務手続きで2年あまりを要するといわれていますので、そろそろタイムリミットが近づいていると言えます。

移行できる制度としては①厚生年金基金、②確定給付企業年金、③企業型確定拠出年金、④中小企業退職金共済があるようです。 私は、年金制度については門外漢なので、何のアクションも取らなかった場合既に拠出されている掛け金や受託機関との契約がどう取り扱われるのかはコメント出来ませんが、いずれにせよ税制上のメリットが無くなる状態を続けていても会社にとっては何のメリットもないのでなんらかのアクションを取ると言うことになりそうです。

従業員側から見ると、会社が他の制度に移行してくれれば、退職時に新制度による退職金が支給されて、退職所得として取り扱われるため税制上のメリットを受けることが出来ますが、適格退職年金の清算ということになれば、年金契約の受託機関から従業員に解約返戻金が支払われて、一時所得として取り扱われることになります。

ここで退職所得として取り扱われる場合と一時所得として取り扱われる場合を簡単に比較してみましょう。

前提条件として、22年勤続の人が1,000万円を支給されたものとします。

①退職所得に該当する場合の税金の対象となる金額は
{1,000万円-退職所得控除額(40万円×20年+70万円×2年)}×1/2=30万円

注:退職所得控除は勤続20年までの期間は年40万円、20年を超える期間は年70万円ということになります。

②一時所得に該当する場合の税金の対象となる金額は
(1,000万円-特別控除額50万円)×1/2=475万円 注:特別控除額は不変

支給額や勤続年数によっても左右されますが随分と大きな差になります。 しかも、退職所得はこの金額だけで税金計算されますから、比較的低い所得税率が適用されますが、一時所得は他の所得と合算されますので高い税率が適用されるということもあります。 もちろん住民税にも影響します。


従業員としては何らかの制度に移行してくれればと望むところですが、 この不景気の中退職金負担にあえぐことになりかねない会社としては、この際清算してしまおうというところも多く出てきそうです。

そうなると、解約返戻金は一時所得として確定申告をしなければいけませんので注意しておきましょう。 ただし、給与・退職所得と解約返戻金しか所得の無い人で解約返戻金が70万円*以下である場合には申告する必要はありません。 (*この金額を誤って90万円と表示していましたので訂正いたしました。 2010/06/07)

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2010-02-24 アジアンオープンダンス選手権 [ダンスの話]

日曜日に日本武道館で行われたアジアンオープンダンス選手権に行ってきました。 景気が悪いということなのか、入場者数が昨年よりもかなり落ちているようでした。 アリーナ席はまあまあ満席というところでしたが、1階席には空席もかなりあって、世界のトッププロフェッショナルが来ている大会としてはちょっと寂しい気がしました。

この大会は、トッププロが活動するヨーロッパやアメリカからは遠く離れたアジアでの大会ではありますが、殆どの選手が参加するし、踊りについても白熱した戦いが繰り広げられるので、楽しみにしている競技会のひとつでもあります。

復活したミルコが来るのではないかと期待されましたが、結局来ませんでしたし、ラテンチャンピオンのマリトースキー組もジョアンが体調不良で来日できず、参加取りやめになってしまったことが残念でした。

スタンダードの結果は順当な所だったのでしょうが、優勝したアルナスの踊りは淡々としていて私にとってはあまり魅力的ではありませんでした。 むしろ3位だったソアレの方が自分のスタイルをきちんと主張していて、躍動感がある踊りの様に思えました。 拮抗したライバルが居るという状況であればもう少しおもしろいのでしょうが、全体的にちょっと小粒の様な気がします。

ラテンもマリトースキー組が居なかったので、コッキ組の優勝は順当と言うところでしょう。 フランコ・フォルミカがパートナーを替えてから時間も経ち本来の実力を示しだしたように思いました。 これからは3組で熾烈な戦いが行われることを楽しみにしたいと思います。

残念だったのはクリクリヴィーです。 なかなかパートナーが定まらず時間が経ってしまって成績を残せなくなり、この試合でも昔の様なオーラを感じることはありませんでした。 アマチュアのチャンピオンだったころは将来間違いなくプロの世界でもチャンピオンになると思っていましたが、ジョアン・ルーニスとパートナーシップを解消してからは、その輝きも失ってしまったようです。 

日本人選手は上位24組に、スタンダードは白石組、ラテンは瀬古組しか残らず、他のアジアの国に比べても見劣りします。 田中・アデール組を最後にここずっと決勝に残るような世界トップクラスのプロ選手を輩出できていません。 このままではダンス人気も衰えてきてしまうのではないかと案じています。 プロ団体はお互いが切磋琢磨する訳でもなく、自分の島での安泰を計っているだけでは先は望めないでしょう。 なんとか選手を強化していく道を見つけて欲しいと思います。
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2010-02-21 カーリング [雑感]

昨日カーリングで活躍する日本チームの試合を見ました。 今までルールもほとんど知りませんでしたが、なかなか知的なゲームであることが分かって驚いてしまいました。

ストーンをどこに投げるかをいろいろと打ち合わせている言葉を聞いていると、戦略が前もって伝わってきて、その通りにできるのかどうか見ていてわくわくします。 ストーンを思ったところに滑らせるのもその日の氷の状態によって力加減が難しそうですが、それを針の穴を通すように投げるのを見るとスゴーイと思ってしまいます


以前はブラシでこすってストーンを滑らせるだけのゲームだと思っていましたから、ニュースで結果を知るだけでしたが、中身を知ってみるとこれは見逃してはいけないゲームだと思いました。 ただ試合時間が2時間前後掛かるようなので、なかなか時間が取れない私にとってはそれが難点ですね。


昨日はイギリスとの戦いでしたが、本当におもしろかったですね。 結果のスコアだけをみれば11-4と楽勝みたいに見えますが、相手のミヤヘッドもすばらしいショットを放っていましたし、どう転ぶか本当のところ分からなかったです。 目黒選手がスーパーショットを決めて日本が勝ちました。 これで決勝4チームに残る可能性も出てきました。

がんばれ日本

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2010-02-20 おめでとう高橋選手 [雑感]

やりましたね。 男子フィギア初のメダル獲得おめでとうございます。

選手生命を絶ちかねない怪我を乗り越えて、オリンピック出場までたどり着いたとき、何とか間に合ったと思うと同時に、強豪揃いの男子フィギアの中ではメダルは厳しいのではないかと思っていましたが、見事それを払拭してくれました。


黙々と行うリハビリは本当につらいものだったでしょう。 以前の姿に戻れるかどうかの不安も強かったでしょうね。一度は逃げ出したりもしたそうですね。 


しかし、その苦難が高橋選手を強く大きくしたのでしょう。 あの大舞台で実力を出し切るのは本当に難しいと思いますが、結果を出してくれました。


我々が見るのは競技会場の華やかな場面だけで、あそこに至るまでにどれほど準備や練習をしたのかはうかがい知ることはできません。 フリーではスケーティング技術を見せるだけではなく、ストーリーに基づいた芸術性を表現しなければなりませんから、いろいろな事を手がけなくてはいけないと思いますので、大変だったと思います。

それだけに、準備をやりきって臨んだのであれば結果がどうであれよいと思います。 ましてやメダルが取れたのだから、色の違いなんてたいした問題ではありません。


四科目目を合格するのに何年も失敗して、これ以上はもう無理なのかと本当に苦しかった税理士受験生の時代が、高橋選手のリハビリ時期とだぶります。 苦しさは神様が与えた試練のようなものでこれを乗り越えないと成果は得られないのでしょうね。

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2010-02-19 退職者の住宅ローン控除 [税金の話]

2月16日を過ぎて確定申告真っ盛りと言うところですね。 税務相談を受けているといろいろな事例があるのに気づかされます。 本当に勉強になります。

ところで、平成21年中に退職金をもらった人については、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)の受け方に注意が必要です。 

退職すると通常会社に「退職所得の受給に関する申告書」を提出して、所得税と住民税を源泉徴収してもらうことにより課税関係をすませてしまい、確定申告をしなくてもよいと説明をうけることも多いと思います。

こんなご時世ですから、退職金で住宅を購入しようとする人は少ないとは思いますが、平成21年中に住宅を取得して住宅ローン控除を受けるために確定申告をする人は、退職所得についても分離課税で申告する方が良いときもあります。

例えば、21年中の給与所得について行われた源泉徴収税額が6万円で住宅ローン控除が20万円ある(つまり年末の借入残高が2千万円)とすると、所得税で還付を受けられるのは6万円ということになります。 残りの14万円については地方税で最大97,500円が控除されることになり、少なくとも42,500円は控除しきれないということになります。


この場合に、退職所得を確定申告すると、退職所得で源泉された所得税からも控除が出来ることになっていますし、住民税の計算においても退職所得の金額を合算したところで控除額を算定してくれますから、控除額が増えることになります。


ただし、合計所得金額が3,000万円を超えると住宅ローン控除は受ける事が出来ません。 退職所得は申告の有無に拘わらず合計所得金額に合算されますから注意してください。
(参照国税庁HP:合計所得金額3,000万円の判定)

また、退職した上で再雇用してもらった人で、平成11年から18年までの間に住宅ローン控除の対象となる住宅に住み始めた人が、住宅ローン控除を年末調整で受けているときも要注意です。 つまり、年末調整では源泉徴収分の所得税を限度に控除してくれるだけで、住民税についても最大97,500円の控除という規定が適用されてしまいます。 従って、こんな時は退職所得を含めて確定申告する必要があります。

住宅ローン控除は還付額も大きくなりますから、損をしないように気をつけたいですね。
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2010-02-18 小田急通勤電車 [雑感]

今日は、新宿アイランドタワーで確定申告のお手伝いでした。 十年以上も前になりますが、ANAの新宿支店で仕事をしていたときは、毎朝この小田急に乗って通っていました。 夜はロマンスカーをよく使うのですが、朝のラッシュアワーに乗るのは久しぶりで、相変わらずの混み具合に疲れてしまいました。

冬は着ぶくれているので一層混み方が激しいのでしょうが、とても本などを読むような状況ではありませんでしたね。足の踏み場に困りましたし、このごろは立ちっぱなしで電車に乗っていると言うことがなかったので、足が随分と疲れてしまいました。 それに人いきれにも閉口です。

複々線化もだいぶ進んできたので、町田から新宿まで10分ちょっとくらい短縮されているようですが、もう少し早いと良いのになと思います。

この朝の通勤と立ちっぱなしの確定申告のお手伝いで、私の腰は崩壊寸前です。 こんな時は危ないですね。 気をつけていないと、ぎっくり腰になってしまいそうです。 税理士の私にとっては忙しい時期ですから、寝込んでしまうという事態は絶対に避けなければいけません。

今日は早めに切り上げて、ゆっくりと風呂に入って疲れを取ることにしたいです。
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2010-02-17 スケート他 [雑感]

男子フィギアの高橋選手と小田選手、SPで良い位置に付けているようですね。 それにしてもプルシェンコがTOPに立っているのは驚きです。

一度現役を辞めて何年も経ってから、このオリンピックイヤーに復活してくるとは、恐ろしい底力です。 日本選手がこれに勝つのはなかなか難しいかも知れませんが、なにせオリンピックには魔物が住んでおりますから、チャンスが無い訳では無いでしょう。

スピードスケートの方でも、銀・銅メダルを取ってくれましたし、この勢いをかってフリーでは精一杯頑張って欲しいものです。 アスリートは一番を目指さなければ何の意味もありません。 そこに向かって突き進む苦悩や努力に我々観衆は共感するのです。 結果はどうあれ、今持っているものを出し切って戦って欲しいと思います。

フィギアから話は飛んでしまいます。 上村愛子選手は力を出し切ってもメダルに届かず、結果には満足できなかったでしょうが、本当にご苦労さまでしたと拍手を送りたいと思います。 そしてできることなら4年後を目指して欲しいと思います。 里谷選手も攻めきって突っ込んで滑っていました。 結果的にエアーが失敗してしまいしたが、彼女の心意気を十分感じることが出来ました。 二人ともすばらしかったと思います。 モーグルでは新しい芽が出てきたのが嬉しかったです。

本当に日本選手の活躍をみるのは元気の基になります。 
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食べある記-板前心 菊うら [グルメの話]

板前心 菊うら

東京都新宿区西新宿7-16-3 フジビル18-1F
03-5389-5581

割烹

利用日 2010/02/15


この日は新宿で仕事をしている人と食事をしようということになって、本当に久しぶりにこの店を選んでみました。 昔々は歌舞伎町にありましたが、ここに移ってきてどの位に経っているのでしょうかね。 

たしかこの辺だったと見当をつけていった場所が、一筋行き過ぎてしまったらしく、たどり着けなくてお店に電話してしまいました。

10席ほどあるカウンターの前に板場があって、板前さんがきびきびと仕事をする様は昔とちっとも変わっていません。 店の玄関先には「今日は予約のお客さんで一杯です」というような掲示がされていました。 この店の人気は相変わらずのようです。

予め5,250円の料理をお願いしてあったので、前菜がまもなく出されてきました。 春の到来を感じさせる素材を使った料理です。 コース料理で前菜、お椀、お造り、焼き物、煮物、ご飯、デザートという構成です。

仕事の話で夢中だったので、細かく素材までは覚えていないのですが、しっかり目の味付けでそのおいしさには変わりがありませんでした。 昔新宿で仕事をしていたときに、この辺は良い和食の店が無いと思っていましたが、この菊うらは値段もリーズナブルでおいしさとのバランスを考えると、新宿一押しの店です。

お椀が緑色の豆のすり下ろしたもので、目でも味わうことが出来ましたし、春野菜の天ぷらがからっと揚がってとっても美味しかったです。

お酒を飲んでも一人8千円から1万円というところでしょう。 ボリュームもこのコース料理で十分だと思います。 カップルでも接待でも使える店です。

新宿西口からでて青梅街道をわたり、都民銀行をみながら小滝橋通りを歩くと5分も掛からずにTully's Coffeeがあります。そこを左に曲がって直ぐ右に曲がり、突き当たった所の右手に店があります。


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